ヤンゴンのLotte Hotelにて、当団体はミャンマーの教育者、宗教関係者、報道関係者を招いた連帯協議会を開催しました。会長および代表理事からは、同団体が進める国際支援活動の報告と、今後の協力体制に向けた呼びかけが行われ、各界リーダーとの意見交換が活発に交わされました。震災という有事の後だからこそ、人々が地域や国、立場を越えて手を取り合う意義を確認し合い、「復興と連帯」を軸にコミュニティの構築が呼びかけられました。会場では、被災地支援を目的としたチャリティーイベントも併催され、多くの来場者が支援の輪に加わりました。

当日の模様はミャンマーのテレビニュースでも取り上げられ、国際協力の新たなモデルとして注目を集めました。

■ 会長スピーチ要旨:

〜子どもたちと未来のために、日本とミャンマーの共生を語る〜

Ingo PEACE.会長は、冒頭においてミャンマーと日本の歴史的な絆、そして両国民の深い信頼関係に言及し、「ミャンマーから受けた恩恵に対する感謝と、連帯と共生の精神を未来に継承する責任」について語りました。

続けて、経済的制約や災害に直面するミャンマーに対して、日本として真の理解と継続的支援の姿勢を示し、「いまこそ互いに手を取り合う時」との強い意志を表明。特に、「子どもたちの未来と安全」を最重要課題として掲げ、「子どもを守れない国に、未来は築けない」との言葉には、出席者から深い共感の声が寄せられました。

さらに、ミャンマーで出会った若者たちの純粋な眼差しに触れ、「彼らこそが平和と共生の時代を牽引する存在である」と語り、日本とミャンマーの若者が共に未来を築く意義を強調しました。 最後に、「ミャンマーが平和の中心となり、この地球に希望をもたらすことは可能である」との力強い言葉とともに、今後も両国が協力し合い、誰もが安心して暮らせる未来の実現に向け歩み続ける決意を改め共有しました。

リンク

報道記事/動画サイトへ

ミャンマー国営放送局「MRTV(Myanmar Radio and Television)」*

日本を本部とする当団体による地震被災地の復興に関する協議会および寄付金の贈呈式がヤンゴンのロッテホテルにて開催

https://mrtv.gov.mm/en/news-297762

*ミャンマー国営放送局「MRTV(Myanmar Radio and Television)」は、ミャンマー情報省が運営する主要なテレビおよびラジオの放送機関。1936年にラジオ放送を開始し、1980年にテレビ放送を開始しました。テレビ放送はヤンゴンの放送センターから、ラジオ放送はネピドーから行われています。テレビ放送は国内人口の約93%、ラジオ放送は全国をカバーしています。