ミャンマー・ヤンゴン南オッカラパ区にあるヤンゴン中央女性・小児病院において、子宮頸がん検診および治療プログラムが開催されました。本プログラムは、ミャンマー連邦共和国保健省の指導のもとMyanmar Interfaith Dialogue Organization(略称MIDO:ミャンマー宗教間対話機構)によって開催され、当団体はメンバーの一員として参加・支援致しました。

本取り組みは、単なる医療支援にとどまらず、「人々の声に耳を傾け、市民の目線に立って行動すること」を重視する姿勢のもと、医療へのアクセスが困難な女性たちに寄り添い、希望と安心を届けることを目的としています。

●ingo PEACE.代表理事 ウン・ザー・チュンのスピーチより

 「今回、保健省と宗教間対話機構の皆さまが、 困難な環境の中で健診や治療を受けることが難しい方々の声に真摯に向き合い、その思いを形にされたことに深く敬意を表します。国民の声に耳を傾けることこそ、今最も求められている姿勢です。その積み重ねが、この活動をより意義あるものへと導いたと感じています。」

当団体代表理事は、関係者への深い感謝の意を述べるとともに、ingo PEACE.がこのような社会貢献の機会を通じて、人々の「安心」と「希望」に寄り添えることへの喜びを語りました。

 地域に根ざした「共生の医療支援」

今回の活動には、各宗教団体の代表者、医療従事者、ボランティアらが参加し、多様な立場を超えて「いのちを支える連帯の場」となりました。宗教・文化・立場の違いを超えて共に歩む姿勢は、ingo PEACE.が掲げる「共生による平和の実践」の理念と深く共鳴しています。

ingo PEACE.は、今後も現地パートナーと連携し、ミャンマー全土における医療アクセスの改善と、「誰も取り残さない社会」の実現を目指した活動を継続してまいります。

連携パートナー団体:

・ミャンマー宗教間対話機構(MIDO)